おじいちゃんの電話
今朝近所のおじいちゃんに声かけられました。
「おはようさん」と。
「おはようございます」と返します。
私は、今朝集合時間の1時間前に、地域交流センターへ行き
運動場を前に、歌の練習をしていました。
その声が聞こえたのでしょうか?
おじいちゃん、坂道を登ってやって来ました。
御年84歳だという事
毎日散歩しているという事、
昨日は8000歩、歩いた、
8回坂道を行き来してると言った話をしていました。
何だか文章にしてみると8という数字が多いですね。
8が好きなのでしょうか。
おじいちゃんとたわいもない会話をしている時に
電話の音がしました。
「電話なってますよ」と言うとポケットから
家庭用の固定電話の子機が出てきてびっくり!
その電話の受け取り方が分からないと言われる。
「どれどれ、見てみるわ」と電話を受け取るが、
普通「外線」という所を押すと、受け取れると思うのですが、
外線を押すと切れるらしいんです。
ん?
ちょっと分からん。
「私の携帯から電話かけるわ」と番号を教えてもらう。
子機を返し電話をかけると、ちゃんと受け取れて、
「もしもし、取れてるか?」と。
おじいちゃん、ちゃんと受け取れてるよ~
家から半径50メートルくらいは、子機が携帯の代わりに
なるというおじいちゃん。
50メートルを何度も歩き回っているそうです。
木の枝を杖代わりに持っているけど、
ほぼほぼ、使わずにてくてくと歩いていました。
「散歩の続きに行ってくるわ」
気の杖をぶらぶらさせながら、その場を後にされました。
84歳には見えない後ろ姿です。
すこし元気がなかった私に
元気なおじいちゃんから笑いをいただきました。
ありがとうございます。
ほっこりする朝の出来事でした。