線維筋痛症~車椅子と飛び出そう! byリルキー

2007年に発症。原因不明の腰痛から歩けなくなり、ドクターショッピングの果て線維筋痛症と診断。その後、子宮線筋症、うつ病、不眠症など発症。車椅子にて生活をしています。一度きりの人生、前向きに生きよう!

年齢に勝つことは出来ない

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父のワルチン腫瘍、

患部を見ましたが、思っていたよりも化膿していて

びっくりしました。

 

私が通う大学病院で診察してもらいました。

 

大学病院の耳鼻科、大賑わいでした。

待合が人でいっぱいでした。

2時間ほど待った後、やっと診察室へ。

 

患部をカメラで撮影され、

化膿している部分の組織検査をされ

ガーゼだけ当てて消毒はない。

 

聞いてみました。

「消毒はしなくていいのですか?」

「ガーゼを当てるだけでいいです」

患部の膿が痛いだけだから、消毒液は使わなくていいと言われました。

 

「血液検査、胸部X線、心電図、肺活量検査、などを

まわってきて下さい。

その後もう一度診察します。」

と言われ、勝手知ったる病院を案内して

検査を受けてきました。

 

血液検査に1時間ちょっとかかる、

また待たねばいけません。

仕方ないです。

 

父は比較的元気でいろいろ、

普段は話さないようなことを話しました。

 

軽度の認知症と診断されている父。

何度も同じ話をしました。

何度同じ事を言われても、

私も同じ事を返事しました。

 

否定したりすると、本人が傷つきますので

根気よく、相手しました。

 

大学病院には、喫茶店があります。

そこで、少し休憩しました。

父とこういう所に入るのは、何年ぶりだろう。

私は、気分が高揚していました。

普段は寡黙な父も、今は良く喋ってくれる。

嬉しかったです。

もっともっと話していたかったけれど、

あまり長居をすることも出来ません。

 

再び待合で30分ほど待ちました。

検査の結果が聞くことが出来ました。

特に異常はないけれど、腎機能が低下していると

言われました。

 

病気の既往歴はとか、薬は飲んでいるかとか

先生から聞かれている父。

何を聞かれても「いいえ」と答えてる。

すかさず、訂正をする。

もう父だけに任せていられない時が来たんだな、と

切に感じました。

 

悲しい気持ちになりました。

 

年齢に勝つことは出来ない。

皆、必ず年老いていく。

誰もが、迷惑をかけたくないと思う一心に

しんどいという言葉を我慢してしまい、

今回のように病気を長く放置してしまった。

 

心を開くのが苦手な父。

対応が難しい。

 

ここは、根比べでいくしかないのかな。

 

認知症の父と病気の戦いでした。